澤田さんは、見たものの形を描く利用者さんでした。なので、以前は忠実に形を捉えて描かれていました。今年からは、あえて形を崩して描き、色を使うようになりました。すると、１１種類程度のコピックを混色させ色を作る、色が滲まないように線画を描いてからコピーをし、そこに色を塗る等、工夫を凝らし、色を楽しみながら絵を描かれていました。今回使用した花は、南国の花をヒントにドットの柄を作り、色は、青というあえて花らしくない色を使用したとのことだったので、澤田さんの好奇心、チャレンジ精神や色々な見方で絵と向き合う姿勢が色にも現れていると感じました。澤田さんのこだわりが１番感じられた色彩やを残したいと思い、背景に花の模様を使用しました。また、柄や花は、南国の花を意識したとこことだったので、明度・彩度はあまり変えずに色彩のみ変えることでカラフルにしてストライドのメンバーさんの個性を表現しました。(伴野 由布子)

動物の次は植物をということで花を描き始めました。以前から植物を描くのはお上手な方で、今回は色付けにもこだわっていました。(ストライドクラブ)